GoTo熊野三山2日目 発心門王子から熊野古道を歩いて熊野本宮大社へ 川湯温泉で川&温泉遊び
GoTo熊野三山 2日目 熊野本宮大社へ
GoToトラベルを利用して和歌山県の熊野三山へ行ってきました。
2日目は、紀伊勝浦からバスを乗り継いで移動し、発心門王子から熊野古道を歩いて熊野本宮大社へ。川湯温泉で遊んで、川湯みどりやに宿泊しました。
この旅の概要とお金のことはこちら。
1日目のレポートはこちら。
5時起きで紀伊勝浦を出発
2日目は3泊4日の中で一番のハードスケジュールなので、5時起きで準備に取り掛かります。
カーテンを開けるとこんな景色が広がっていました。入り江の岩にだんだん朝日が当たっていってきれいでした。
まずは朝風呂です。内湯は午前と午後で男女が入れ替わります。
お気づきでしょうか?正面になんと水槽があります!白っぽい魚たちが泳いでいました。滝からは温泉が流れています。湯の華が浮いていていい感じのお湯です。
すぐ出発できる状態にして、7時から朝食。たくさん歩くからしっかり食べないといけないのに、食欲がない…。私の旅行あるあるです。
2日目最初のミッションはこの乗り換えを成功させること。
熊野古道を歩いて、本宮をゆっくり参拝して、川湯温泉で川と温泉で遊ぶには、午前中のなるべく早い時間に本宮へ移動しなければなりません。このバスに乗れなかったら、次のバスは2時間後。乗り遅れたら詰みます。
しかし、新宮高校前というバス停は、ターミナルとかではなく道にあるただのバス停。朝の通勤通学時間帯に、8分差の、しかも反対方向のバスに乗り換えるなんて可能なんだろうか?ちょっとでも道が混んでたらアウトなのでは…。しかーし!これに乗るしかないのだ。
ホテルの送迎バスでは間に合わないので、タクシーを呼んでもらって駅へ移動。バスの窓口の人にも、運転手さんにも、間に合いますよね?道混んだりしてないですよね?って確認してみると、まぁ大丈夫でしょう、とのこと。
時計見ながらドキドキしながら乗っていたけど、道は全然混んでませんでした。車社会だろうに、みんなどうやって移動してるんだ?とか考えているうちに、新宮高校前に到着。
反対方向のバス停に移動すると…高校の裏山にゴトビキ岩が!
熊野三山の神様たちは、最初にこの岩に降り立って、いろいろ寄り道して今の熊野三山の場所へ辿り着いたそうです。この岩へ至る道はものすごく急な石段だそうで…暑いし…怖いし…見られたからこれでよしとします!(笑)
岩を見ているうちに本宮行きのバスが来ました。無事、乗り換え成功です。車窓には熊野川。明日はこの川を下ってくるんか…暑そうやな…とか思いながら、ぐねぐね道を割ととばして走るバスに揺られること1時間。
熊野本宮大社に到着。コインロッカーにいらない荷物を預けて、発心門王子行きのバスに乗ります。
熊野古道 発心門王子から熊野本宮大社へ
10:30、発心門王子のバス停から歩き始めます。歩くルートはこんな感じ。
発心門王子へは本宮と反対方向に行ってまた戻ってこないといけないようで、車道だし、登り坂だし、まぁいっか、ってなってパスしちゃいました。だってバス停の時点でめちゃめちゃ暑かったんですもの…。
熊野”古道”というくらいだから、古い道を想像していたけど、意外と舗装路。というか民家の中の道。
1時間程で水吞王子に到着。ここまでずっと舗装路でした。
小学校跡地の前が休憩所っぽい感じになってたので少し休憩。暑い…そしてすでにお腹が減ってきた…。コロナの影響か、本宮前のお店が全然やってなくて、食料をゲットできなかったのは誤算でした。めはりずし買って、途中で食べようと思ってたんだけどなぁ。駅前にもコンビニなくてお菓子とか買えなかったし。新大阪で買ったグミでしのぎます。
水吞王子を出ると土の道になって、熊野古道感が出てきました。
しかし湿度がえぐい。森の中で風が通らなくて、ずっとミストサウナの中にいるような感じです。
森の中の道が終わって集落に出ました。
集落を抜けて、伏拝王子に到着。見晴台から大斎宮が見えるらしいけど…?見えない。木が伸びちゃったのかな?
昔の人たちは、遥々熊野古道を歩いてきて、ここで初めて大斎宮を見て、感動のあまりひれ伏して拝んだそうです。そこから伏拝王子という名前がついたんだとか。
ここで長めの休憩。もう暑くて暑くて…。クーラー効いた部屋に引きこもって自粛生活してた体にはしんど過ぎる…。バスがあったら迷わず乗っていた。しかしバスなんてないので歩くしかない。ちょっと気を抜いたら倒れてしまいそうなくらい暑くて、もはや気力だけで歩きました。
熊野本宮大社
歩き始めて3時間で、熊野本宮大社に到着!やっと着いた~~倒れず辿り着いてよかった~~。
まずは椅子に座ってクールダウン。整えてからでないとお参りなんてできません。こんなに暑いのに、外なのに、マスクして下さいと書いてる…つら…。
本殿は撮影禁止。お参りして、荒木飛呂彦デザインの和の守を買いました。1つ2000円の高級お守りです。
階段を下りたところにお蕎麦屋さんがありました。助かった~。濃い目のだしが染み渡る~。大根と梅干と柚子が入っててさっぱり頂けます。
食べ終わって、大斎宮へ。雨がポツポツ降ってきてしましました。
しっかり雨が降ってきてしまったので、大斎宮をさっとお参りして、荷物を回収して、資料館へ。明治時代の洪水で流されるまで、本宮は今の大斎宮の場所にあったそうです。
川湯温泉
15:05発のバスで川湯温泉へ。
川湯温泉は河原を掘ると温泉が出てくるという珍しい温泉なのです。冬には川を堰き止めて大きな千人風呂が作られることでも有名です。
今日のお宿は、川湯温泉 山水館 川湯みどりや。お部屋おまかせの一番安いプランで予約していましたが、川ビューの広い和室を用意して下さいました。わーい。
ちょっとゴロゴロして、水着に着替えて、いざ。まずはこのホテルのプライベート河原へ。
川のすぐそばに露天風呂が!露天風呂へは内湯からも湯あみを着て入りに来れます。湯あみとタオルは内湯の脱衣所に用意されていました。
いかだがあったので乗ってみました。川の流れがゆっくりなのであんまり進まない…。川底には藻が大量発生していてめちゃめちゃ滑ります。どうやら温泉が湧いているところに藻が生えているみたいです。川で遊んで、冷えたら露天風呂に入って、温まったらまた川へ…のループで無限に遊べます。
暗くなる前に、下流の方へも行ってみました。河原を一生懸命掘って掘って…完成!
嘘です。誰かが作ってくれた温泉にありがたく入らせて頂きました。地面からお湯が出ているので、岩盤浴と寝湯を同時に楽しんでいる感じ…♪熱くなったら川で冷水浴できるし、河原で寝転んで外気浴もできるし、まじで無限。
日も暮れて涼しくなって、最高でした。めちゃめちゃ気持ちよかったです。
ホテルに戻って、夜ご飯はバイキング!あんまりたくさん食べられない人なので、普段はバイキングは行かないんですが、さすがに暑い中あれだけ歩いたので、珍しくもりもり食べれちゃいました。
お腹いっぱい食べれて幸せ~。
2日目のお宿は、 川湯温泉 山水館 川湯みどりや さんでした♪
3日目へ続く。
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